2019年04月13日

ザ・プロフェッサー:ロバート・ベイリー

新元号対応、私には関係ないと思ってたんですよ…。(今大変なことになってる)

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ザ・プロフェッサー (小学館文庫) [ ロバート・ベイリー ]
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アラバマ大学の教授トムは、元大学フットボールの全米王者。弁護士として活躍した後、母校の法学者として順風満帆な人生を送ってきたが、いまは絶望の中にいた。癌で妻を失い、信頼していた友人からの裏切りに遭い、不名誉な罪を着せられて職を追われ、さらにトム自身も膀胱癌に冒されていることが判明。昔の恋人から「娘一家を奪ったトレーラー事故の真相を知りたい」と相談されるが、教え子のリックに弁護の橋渡しをして故郷に身を隠してしまう…。正義をあきらめない者たちが、死力を尽くし人間の矜持を賭けて法廷で闘う。全米で話題の胸熱リーガル小説!



権力と金にモノを言わせて、事故を隠蔽したい大企業と、身も心もぼろぼろの崖っぷち大学教授とその教え子の売れっ子ではない弁護士コンビの物語。
いやもう絵に描いたようなあくどい会社側のやりくちに心底腹が立つけれど、どんな状況に追い込まれても不屈の精神で、不利な状況をひっくり返していくトムたちがほんとに読んでてすごく爽快。
トムは、突然たくさんのものを失い、心身ともに疲れ果て何もかもをあきらめたがっていたけれど、彼が何年もかけて育てていった教え子たちは、彼を見捨てたりしない。
彼の人生を一度はすべて否定し蹴散らした人たちを見返すかのように、彼の育てた人たちはそれに答えるかのように彼を支えている。
その優秀な教え子の一人のボーが、すごく素敵なキャラなんだけど、次巻の主人公らしいので、翻訳版が楽しみ。
トムとリックのコンビの活躍もまだまだ読みたい。

posted by 棗 at 11:59| Comment(0) | 本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする